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マムNEWS第8号

マムNEWS平成24年度第8号をお届けします!

年の瀬の寒さひとしおでございます。

マムでは新しいメンバーも加わり賑やかに過ごしています。

それではマムの近況を報告いたします。

○11月3日井之頭文化祭

マムからはアルコール病棟一階の部屋で手造り作品の販売を行いました。販売コーナーは、午前中は大入り満員となりました。人気商品はワイヤークラフトでした。

また、中庭では手作り味噌を販売しましたが、短時間で完売しました。お買い上げありがとうございました。

○11月17日アディクションセミナー

11月17日(土)はマム主催のアディクションセミナーが開催されました。マムを卒業したご本人とアルコール依存症の家族による体験談、日本アルコール看護研究会会長の世良守行先生講演でした。

あいにくの天候にもかかわらず、マムのメンバー、スタッフも積極的に参加し、毎日の作業で作り上げた手作りの商品を販売しました。牛乳パックを再利用した紙漉きのクリスマスカード、木工作品のクリスマスオーナメント、陶芸製品やワイヤークラフト、廃油を再利用した石鹸など多くの方々に購入して頂きました。「人生やり直し味噌」は限定10個でしたがすぐに完売しました。

○私の禁酒(Y.Tさん)

6歳で酒を飲み始め30代半ば水商売の仕事につき、毎日酒を飲むようになりました。10年前位に東京に出てきて居酒屋の仕事につくのですけど、始めは仕事中には手を出さなかったんですけれども、慣れてきて仕事中に酒を飲むようになり、体を壊して入院するんですけれども、退院してからも酒に手を出し、又再度入院。今度こそはと心に決めて今は作業所に通っています。

(禁酒時の対応)なるべくお腹を空かせない事。お腹が減っていると酒に手が出やすいです。後は充分に睡眠をとる事です。

(抗酒剤の服用)ノックビンを飲んでいます。

(通院)3度くらい入退院を繰り返すのですが3度目の正直で酒が止まってます。

(自助会への参加)2~3年前は週一回くらい出ていたのですが今は作業所で頑張っています。

(今後の禁酒の決意など)休まずに作業所に出て休みの日には家に閉じこもらないようにしたいです。

○11月28日アル施連フェスティバル

アル連(アルコール・薬物施設連絡会)東京と神奈川の施設が集まって大田区民会館にて、秋のフェスティバルが開催されました。いつもと違った場所で入院中の同期に会えたり、自助会の仲間に会えたり楽しいひと時を過ごせました。テーマは「私の回復ってなあに?それぞれの回復」各施設紹介に続き、すとおりぃのヨガの出し物、昼食をはさんで寿アルクとたんぽぽの合唱、続いて体験発表ではアルコール依存の方、ギャンブル依存の方、薬物依存の方の発表でアディクションで全てを失い回復へ至る道のりはそれぞれ共感できる話ばかりでした。SUNの合唱、榎本クリニックのよさこいソーラン、川崎ダルクの琉球太鼓では観客も皆ステージに上がって大盛り上がりのうちに閉会になりました。

○グループ紹介(絵手紙チーム)

絵手紙チームでは、手漉きはがき・カード用に、絵・版画・イラストを作成しています。

来年のマム年賀状のイラストも担当しました。(版画は、ただ今制作中。新年号でご紹介します。)

編集後記

来月はもう1月。あっという間の1年間でした。

  グループ紹介も一巡し、新たなシリーズを検討中をです。