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マムNEWS

2014年

3月

03日

マムNEWS 第22号

 2月は数十年ぶりの大雪となり、交通機関が大混乱になりました。

マムは大雪にも負けず、活動を続けました。それでは、マムの近況をお知らせ致します。

○島田先生勉強会(2月6日)

  「社会復帰と仲間」について勉強しました。

 アルコールをやめつづけるためには、アルコールを飲まない仲間が必要です。しかし、「酒はもともと好きじゃない。飲む奴の気がしれない」という人に、「アルコールが好きで、しかし今はやめようと思っている人」の気持ち、「ときどきアルコールを飲みたくなってしまう人」の気持ちは分かってもらえない。ですから、「もともとアルコールを飲んでいたけれど、今はやめている」という仲間を作ることが大切だ、ということを学びました。

○ストレッチ(2月12日)

  ストレッチは毎月一回開催されます。指導は浜田先生、明るく楽しい先生です。

始めは手話を使った準備運動です。その後、体を使ったストレッチ。

ストレッチをしながら、浜田先生とメンバーのK.Nさんによる恒例の楽しい漫才が始まります。私は運動神経が悪く、中々覚えられずいつも劣等感に(さいな)まれてしまいます。

 

○番外編 井の頭公園池の「かいぼり」~N.Hさんからの情報~

 

28年ぶりの「かいぼり」は池の水を抜き、水質改善を図ることや、今や水生生物の90%を占める、外来種のブルーギルやオオクチバスなどを駆除する目的で行われました。

 

今年初めより神田川へ放水を始め、わずかに水を残した1月25日・26日の2日間にわたり、外来種の駆除と、捕獲した在来種を「かいぼり」を行わない弁天池へと放ちました。

 

作業は100名を越える「井の頭かいぼり隊(ボランティア)」の皆さんが、昨年11月・12月に6日間、専門家より知識や技術講習を受けたうえで当たりました。また、多くの「お魚レスキュー隊」の皆さんも応援に、駈けつけました。しばらくの間は池底を空気にさらし、水が汚濁する原因となる、泥中のチッ素やリンの状態を変えた後、4月のお花見迄には注水し、以前とは違った水面がよみ返るそうです。

 

また、200台余りの不法投棄された自転車が見つかりました。困ったものですネ!

       かいぼり隊、お魚レスキュー隊の皆さん、お疲れ様でした !!

○私の禁酒 E.Kさん

 

ある日、突然、子供から「○月×日に入院だぞ」と言われ、私は「ハ~」と言って何のことか分かりませんでした。「入院??なんで入院なぞ」と思いました。思えば過去二度もアルコール入院の経験があり、今回も、子供と主人が知り合いに相談に乗ってもらい、入院が決まったようでした。

 

今、思えば若い頃には仕事が終わると、友達とよく飲んで歩いたものでした。でも、浴びるほど飲むということではなく、楽しむ程度の飲み方でした。30代に入って主人と結婚をして、それからです、二人で飲み歩き、そのうちに主人の両親が相次いで亡くなり、主人との仲もうまくいかなくなりました。

 

ある日、入院先から外出許可をもらい自宅に帰ったときに、いつもは入らない主人の部屋を覗いたところ、ぐったりとしている主人の姿がありました。私はあわてて救急車を呼びましたが、主人に話しかけても、うつろな返事が返ってくるばかりでした。

 

今まで私は何という馬鹿なことをして来たのかと思い、反省しきりでした。それと同時にお酒を断つ決心をしました。

これからは子供にも心配を掛けない様に断酒をと思います。

○製品紹介 陶芸チーム

マムの玄関脇の展示コーナーに可愛い外見の小さな製品を見つけました。陶芸チームが作っている陶器と布でできた針刺しでした。イベント販売で人気があり直ぐ売れてしまうので、イベントが終わると在庫は無くなってしまうそうです。

○青竹 (2月18日)

 

 大雪の影響で、この日は公園清掃ができず、点検のみになりました。帰路は大沢にある長谷川病院に立ち寄り、以前にお願いしていた青竹の引き取りに行ってきました。主に木工チームで使う材料です。

 

枝を落とし、幹を均等に切り、車に詰め込みましたが、この青竹からどのような作品ができるのか楽しみです。

積雪のと青竹ののコントラストが印象的でした。

○編集後記

今月はマム通信の発行とマムニュースが重なりタイトなスケジュールとなりました。

本号は新たにメンバーとなったT.Iさんとの共作です。今後はT.Iさんのアイデアを盛り込んだ、紙面にしていきたいと思います。

 

ーお酒は合法ドラッグです。アルコール依存症の治療法は完全断酒しかありませんー

2014年

1月

28日

マムNEWS 第21号

 

お正月気分も抜け、マムも日常の活動に戻っています。

 

世間ではインフルエンザやノロウィルスが流行っています。

 

健康管理に注意して日々の生活を快適に過ごしましょう。

 

では、新年明けのマムの近況をお知らせ致します。

 

○初詣(1月6日)

今年の初詣は近くの三鷹八幡神社でした。この日がマムの仕事始めになります。

マムの皆さんはどのようなお祈りをしたのでしょうか?

初詣の後は、中華料理店で各自ご希望のメニューを頂きました。

今年も良い年になりますように。

○新製品のご紹介(木工チーム)

木工チームで新製品を作成中でしたので、ご紹介致します。

飛行機と船、それにトンボです。手間を掛けており良く出来ていますよ。

○私の禁酒(M.Tさん)

【私がお酒を飲まずにいるのは】 いろいろな理由から我が家は私と息子の二人がアルコール依存になっていました。夫亡きあとは、娘一人の肩に22年間営業してきたお店の借金の後始末がのしかかりました。私が退院すると同時に引っ越し、そのために娘は勤めから帰っては家の片づけ、ヘトヘトに疲れ切っていたでしょう。ある日、入院中の私のもとに泣きながらやって来ました、裁判所に二人のアルコール依存証明書を代表して持って行く日でしたが、前もって頼んであった書類が出来ていなかったとの事。そんな所へ書類が出来上がったと電話が入り、娘はすっ飛んで霞ヶ関へと向かいました。二度と娘を泣かせてはいけないと切実に感じました。また今度入院したら自由に歩けなくなる事にも強い不安を抱いていました。

○私の近況(R.Sさん)

50代になってから体が不調を訴える事が多くなりました。還暦を過ぎた最近は五つの医療機関にお世話になっています。一般的に歳と共に医療機関に通院する機会が増えますが、まさか自分が複数の医者に世話になるとは思いませんでした。

通院している医療機関は、①眼科:加齢黄斑変性、網膜に変質が生じ直線が波打って見えたり、視野の一部が黒く見えてしまいます。50代以降の失明原因の第一位がこの病気です。5年前に手術しましたが、症状が進行している為1月下旬に再手術を受けました。②精神科:アルコール性うつ、病状は回復しつつあります。抗酒剤も不要になりました。③神経内科:両手のしびれと震え。④歯科:若い頃に入れた差し歯が抜け始めてしまいました。歯がもろく根っこも細い為、治療が難しくなっています。⑤皮膚科:昨年12月に、全身に発疹が出てしまいました。近所の皮膚科では治療が出来ず、荻窪病院を紹介されました。診断の結果、高血圧薬が原因の薬疹の可能性が高いそうです。現在、背中の皮膚を検体として切除し精密検査を行っています。幾つもの病気を抱えていますが治せるものは早く治し、治せないものは病気との付き合い方を考えて行きたいと思います。

断酒の誓い

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私たちは酒に対して無力であり、自分ひとりの力だけではどうにもならなかったことを認めます。

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私たちは断酒例会に出席し、自分を率直に語ります。

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私たちは酒害体験を掘り起こし、過去の過ちを素直に認めます。

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私たちは自分を改革する努力をし、新しい人生を創ります。

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私たちは家族はもとより、迷惑をかけた人たちに償いをします。

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私たちは断酒の歓びを、酒害に悩む人たちに伝えます。

○今月の公園清掃

 

今月の清掃は、新川2-5緑地です。この緑地は施設名の表示板がなく、ベンチがあるだけの小ぢんまりした緑地です。この時期は落ち葉も少なく、暫くは清掃も容易です。

 

○編集後記

 PCチームのT.Tさんが就職し、マム通所が週に1日となりました。これに伴い、版画チームのT.Iさんが、版画と兼務でPCチームに加わって頂ける事となりました。T.Iさんのご活躍を期待しております。

 

ーお酒は合法ドラッグです。アルコール依存症の治療法は完全断酒しかありませんー

2013年

12月

20日

マムNEWS 第20号

明けましておめでとうございます!

本年もリビングハウスマムを宜しくお願い致します。

それでは今月もマムの近況報告をいたします。

○障害者PR(12月3日~6日)

市内の障害者施設等21施設の活動を紹介するパネル展示や自主製品の販売が、三鷹市役所で開催されました。マムは紙漉き製品、マム石鹸等の販売で参加しました。

○島田先生勉強会(12月5日)

今回は回復の為に「信頼と正直さ。」と言うテーマでした。アルコール、薬物にハマってしまって何が一番悲しいかと言えば、やはり人に対しそして、自分に対しても嘘をつく事が多くなってしまう事でしょう。アルコール等、薬物を使っているとそれを隠す為に周囲とオープンな関係を保って居られなくなります。アルコール薬物にハマっている人はいつもどこかに隠し事を抱えているので、その意味ではとても孤独な人だとも言えます。そしていつの間にか人間関係よりもアルコールや薬物の方がずっと大切で信頼出来る物へと変わって行きます。人との信頼を回復するには時間が掛かります。特に金銭がからんだ問題の、信頼関係を取り戻すのは難しいのです。信頼回復は時間の掛かるプロセスです。信頼回復は失った物を償って、そして最後の最後になって漸く起こるものだと言う事を覚えて置かなければなりません。アルコールと言う薬物を使って自分の心の痛みを誤魔化したり、周囲の人に嘘をついたりしている限り、安定した生活を保ち、精神状態を安定させていく事は出来ません。自分の不安や苛立ち、ストレス等に正直に向き合わずアルコールに逃げても根本的な問題は何も解決されません。素直で正直でなかったら、グループやミーティングに参加したり、治療を受けたりするのは、時間とお金の無駄になります。回復には、正直さが絶対不可欠なのです。

○マム忘年会(12月19日)

各所で断酒会の酒なし忘年会やAAのフェローシップ等が盛んに行われるシーズンとなりました。

マムでも恒例の忘年会が行われました。今年も去年に引き続き劇団四季のミュージカルを観劇に行って参りました。内容はチャリティーなので若干、子供向けかなと思いましたが、劇団四季と言うだけあって役者さんたちの歌の上手さやダンスのカッコ良さに見とれてしまいました。劇が終了した後、役者さん達が舞台衣装のまま出口で私達観客と触れ合いながら見送ってくれたのも感動的で、私は桃三郎を演じていた役者さんに握手をして貰いました。

○中原でのマムの生活(T.Yさん)

今は想い出、懐かしい中原でのマムの生活について忘れない内に覚えている限りを書き留めて置こうと思います。まず施設ですが1階に休憩室と食堂兼打ち合わせ場所の部屋があり、すぐ隣にパン屋(ピーターパンと言いました)があり更にその隣がショールーム兼売店兼作業所がありました。この2階にスタッフの部屋がありその他の部屋はよその人の住居になっていました。別棟の1部にマムのキッチンがありそれ以外は同業の作業所“むうぷ”が入って居ました。更に別に小さな棟があり、ここは作業小屋で木工、陶芸をしていました。紙漉きその他の作業は前述のショールームで行っていました。食事当番は今と違って、10時になるとスタッフの川上さん又は高木さんと近くのスーパー(しんめいと言うお店)に自転車で買い物に行き戻ってから調理開始でした。昼食は出来上がった物を通路を横切って向かいにある食堂に運びました。トイレは休憩室横と、ショールーム横に1ヶ所ずつバス通りに面して附いていました。現在それらの建物は取り壊されて無くなり、その跡に今はコンビニ(ファミリーマート)とその広い駐車場となって居ります。その近くを仙川行のバス等で通る度に当時の事を懐かしく思い出されます。以上忘れない内に、記録としてお伝えいたしました。

○アルコール健康障害対策基本法案

2013127日アルコール健康障害対策基本法が、参議院本会議で全会一致で可決されました。

法案の内容は、酒類が国民の生活に豊かさと潤いを与えるものである一方で、不適切な飲酒はアルコール健康障害の原因となり、アルコール健康障害は、本人の健康の問題であるのみならず、その家族への深刻な影響や重大な社会問題を生じさせる危険性が高い。アルコール健康障害を有する者等に対する支援の充実を図り、もって国民の健康を保護するとともに、安心して暮らすことのできる社会の実現に寄与する事を目的とする。と言うと難しいのですが、この法律の制定で、今後お酒の自動販売機が撤去されたり、飲み放題が無くなったりするかも知れません。詳細はアル法ネットのホームページを、参照してみて下さい。http://alhonet.jp/

アルコール依存症は家族の病と言われますが、私もマムのメンバーの一員として、この法律の制定によってアルコール依存症による家族間の負の連鎖が少しでも無くなる様に期待しています!

○今月の公園清掃

今回の清掃は、あかね児童遊園です。落ち葉の季節、回収した落ち葉がゴミ袋10袋以上になる事もあり、地道にしゃがんで作業する草取りと違い、仕事している実感があり、公園清掃もスポーツ感覚で楽しく出来ます。

○編集後記

Tさんがマムを卒業されてから、新しい方達が続々と見学に来られて入所されています。。

ーお酒は合法ドラッグです。アルコール依存症の治療法は完全断酒しかありません。ー

2013年

12月

20日

マムNEWS 第19号

木枯らし一号も吹き、晩秋から日に日に冬へと向かう今日この頃、皆さんは冬支度はお済でしょうか?風邪などひいてはいませんか?

それでは、今月もマムの近況をお届けします。

○井之頭病院文化祭(11月9日)

マムからはアルコール病棟一階で自主作品の販売を行いました。販売コーナーは、大入り満員となりました。売れ筋は木工作品のクリスマス関連作品。

総売上高は28,550円でした。お買い上げありがとうございました。

○マムほっと日帰り研修(11月9日)

ほっとの仲間達と長瀞日帰りバス研修に行って来ました。長瀞と言えば川下りで有名ですが、私達も体験出来ました。ライン下りのイメージは激流を下る事を想像していたのですが、長瀞の瀞と言う字は川の流れが緩やかだと言う意味だと船頭さんの説明通り危険を感じる事もなく、岩畳等の景色を楽しみながら約20分間の短い船旅でした。帰りのバスの車窓から見るイチョウ並木がとても綺麗でした。

マムほっとは、NPO法人リビングハウスマムが主催する自助会です。毎週木曜日、三鷹福祉会館で午後6時から1時間余りのミーティングを行っています。アルコールに問題のある方ならどなたでも参加可能です。

○府中販売(11月11日)

多摩北部障害者福祉施設展示即売会が府中のフォーリスにて行われました。障害者の作業所が27団体集まって、普段製作している作品やお菓子等自主製品を販売する イベントです。いつもの販売場所とは違って府中の街中一等地での販売はとても活気がありました。この日はクリスマスの小物中心の商品の販売となりました。私はこのマムニュースの取材で参加しました。各作業所のブースを廻ると商品や作業所ののぼりを立てている団体、展示専用の棚や食品を入れて置く業務用の入れ物を積んでいる団体が多く販売慣れしているなぁと感じました。初参加の私達にとってはとても勉強になりました。各作業所とも、(マムもですが)大変な作業の割に、低価格で、自主製品を提供している現実に、厳しいなぁと感じました。障害者の社会参加の場が少しでも増えればと思いました。

○墨流し(紙漉きチーム)

墨流しとは、古来日本伝統的な物で「古今和歌集」の和歌の用紙としても使用されました。墨を水に浮かべて松ヤニを垂らす事で水が媒体作用を起こし、描く独特の紋様であります。したがって、同じ物は二つとして出来ません。江戸時代になって広く普及した墨流しを再生紙利用の紙漉きに漉き込む事は出来ないかと挑戦して、製品にする事が出来ました。これはマム独特の技法による物で自信作であると自負しております。

○私の禁酒(H.Kさん)

お酒を飲んだのは20才の頃で、始めは美味しくなくて飲めませんでした。試しているうちに、段々飲めるようになりました。お酒を飲むと気持ちがよくなりストレスの発散が出来、自分にとっては凄く良い物でした。そのうち量が増えお酒が無くてはならない物になりました。仕事が出来なくなる程飲んでしまい病院では先生にアルコール依存症と言われすぐ入院しました。お酒のせいで親しかった友達とも付き合いが無くなったり色々ありましたが、今、元気にリビングハウスマムに通所しています!

○アル施連フェス(11月27日)

 アル施連(アルコール・薬物施設連絡会)、東京と神奈川の施設が集まって太田区民センターにて、第20回秋のフェスティバルが開催されました。参加は21団体、450名程でした。マムからは18名が参加しました。テーマは「ありがとう20周年」、プログラムは手話ダンス(SUN)、ヨガ(すとぉりぃ)、各施設紹介、各施設出し物、ソーラン節(寿アルク)、琉球太鼓(ダルク)等でした。マムの施設紹介はパワーポイントを使い、説明はKさんが担当しました。Kさんご苦労様でした。

会場は後半に行くに従って盛り上がり、最後の琉球太鼓では参加者も舞台に上がり盛況のうちに、終演となりました。

中原2丁目18番緑地は住宅地の中にある

一戸建ての家が建っていた場所をそのまま整地した様な感じの空き地です。

これから落ち葉の季節になります。

公園清掃もやりがいがあります。

○編集後記

11月はイベントが重なり、記事作りにも苦労しました。

来月はもう12月、益々慌ただしさを迎えそうです。(R.S

-アルコール依存症は難病です。治療法は完全断酒しかありません。ー

2013年

12月

20日

マムNEWS 第18号

 10月は台風26号、27号と二つの大型台風が日本列島を襲い

伊豆大島では甚大な被害を被りました。亡くなられた方々のご冥福を

お祈り致します。それでは今月もマムの近況を報告致します。

○島田先生勉強会(10月3日)あなたの中にある引き金について

前回は外的引き金についてでしたが、今回は依存症者自身の中にある引き金、つまり内的引き金についての考察です。例えば、イライラすると薬物を使いたくなる、嫌な事が有るとアルコールで憂さを晴らしたくなると言った様な事が有ります。この様な感情は薬物やアルコールの使用の「引き金」となりやすい感情です。引き金となる感情は人それぞれ様々な物があります。自分の感情を自覚出来たら感情の表現の仕方について考えてみましょう。不安な気持ちに襲われた時には、色々な表現の仕方があると思います。信頼できる相手に不安だと伝える、一人で耐える、不安の原因を考えて出来る事をする、泣き叫ぶ、不安時の薬を飲む......等々。自分の場合はどの様に気持ちを表現する事が多いかを知り、より良い表現の仕方を学んでいく事が有効です。マイナスの感情をため込むのはとても危険ですから、感情を言葉で表現していくのは大変重要な作業になります。そして、飲酒等の引き金となる感情を遠ざける為に感情を吐き出す事(棚卸し)が出来る場所、断酒会、AA等の自助会が大切な場所になると言えます。

○国体販売(10月5日)

星と風のカフェの国体出張販売に参加しました。

朝から強い雨の為、足を止めてくれるお客様はいませんでした。

マムの商品を知って貰う良い機会だったのですが残念!

アーチェリー会場だったので、金メダリストの山本先生に何度もお会い出来て嬉しかったです。(M.K)

 

○星と森と絵本の家の秋祭り(10月19日)

 曇り空で、寒い中メンバー2名、スタッフ2名で、星カフェさんの出店販売をお手伝いして来ました。

マムの商品スペースとして長机2台分を用意して頂き、木工、陶芸の小物や紙漉きのポストカード、糸巻人形ストラップ、マム石鹸を販売しました。12月に向けて製作したクリスマス商品も沢山並びました。

子供中心のイベントだった為親子連れや、子供スタッフに囲まれながら楽しい販売の時間になりました。1番に来て下さったお客様はお孫さんにと、商品をまとめ買いして下さいました。幸先の良いスタートとなり夕方まで絶え間無いお客様に、スタッフもパタパタと忙しくあっという間に閉店となりました。

毎日の作業時間で頑張って作った甲斐がありました。少ないお小遣いを握りしめ真剣に商品を選んでくれたり、「来年も来てねー!」と言ってくれた子供たち。来年も参加したいですね、(スタッフY.I

○私の禁酒(T.Tさん)

過去のトラウマのせいだろうか?人と擦れ違う時、何故か急に殴りたいと思う感情が沸き起こって、慌てて両手を地面と平行にして通り過ぎる。バスに乗れば自分の降りる停車場じゃないのにブザーを押したくなってイライラ、熱いコーヒーを持てばぶちまけたくなってハラハラ。大昔付き合っていた人をいつ迄も忘れられず、強迫的に失敗を悔いては胸が苦しくなって自分ではどうする事も出来ない。PTSD、強迫観念が一日中自分を苦しめ続ける。感情を押し殺して言葉にする事が出来ず溜め込み過ぎて体が悲鳴を上げて、いまだに警戒信号を出し続けているのだろうと今は理解している。いつ迄も尻拭いをしてくれると思っていた父親は亡くなり、店も車も仕事も失った。子供の頃から乞食になったらどうしようと思った不安が、アルコール依存症と診断され~生活保護へとその畏れが現実の物となりました。マムに来てからも俺は皆とは違う。すぐに就職して社会復帰を成功させると焦れば焦る程いくら焦ってもそのチャンスは来ません。大切な物を全て失って漸く底をついて等身大の自分に成れました。「一緒に生きよう。ゆっくり生きよう。」と言うマムのコピーが心に入ってきました。今は体と心を治す事に専念したい。マムは自分の回復の場です。

○日帰り研修(10月29日)

日帰りバス研修で山梨県甲府市の右左口の里(うばぐちのさと)に行って来ました。

参加人数は24名。当日は雨で気温も低く生憎の天気でした。

残念ながら秋を感じ、ニジマス釣り放題を楽しむ事は出来ませんでしたが、ビールは無くとも美味しいバーベキューを堪能する事が出来ました。炭火焼の焼き芋も食後のお楽しみでした。

バーベキューの食材はたっぷり用意されており、みんなお腹一杯、笑顔も一杯でした。

マムの仲間達との楽しい想い出が又一つ増えました。

○今月の公園清掃(10月16日)

今月の公園清掃は木馬の遊具のある

井口こうま児童遊園です。

甚大な被害をもたらした台風26号が

過ぎ去った直後の午後、マムで請け負っている公園をパトロールしました。

異常なし!

 

○編集後記

 食欲の秋ですが鬱病は糖分をカットして、タンパク質と鉄分!只今ダイエットとγ‐GTPを下げる事に、挑戦中です。

2013年

12月

09日

マムNEWS 第17号

台風18号も去り秋が深まって行く今日この頃、お変わりなくお過ごしの

ことと存じます。それでは、マムの近況を報告致します。

○封入作業(9月4日)

単発の仕事ですが、市役所から敬老の日向けの印刷物の封入作業を請け負いました。マムでは5人のチームを組み1000セットの作業を半日で終えることが出来ました。

お酒さえ飲まなければ働けます。この様な作業が今後も増え続ければいいなぁと願います。

お仕事募集中です!!

 

○夏祭りレクリエーション(9月20日)

去年に引き続き夏祭り食レクでした。メインのお好み焼きの後は去年は射的でしたが、今回はひもくじとビンゴ大会で盛り上がりました。駄菓子コーナーも健在。デザートはあずき、練乳かけ放題のかき氷に舌鼓を打ちました。今回初参加のM.Tさんも美味しかった、面白かったと感動していました。

 

マム健康診断(9月25日)

東京都多摩府中保健所武蔵野三鷹地域センター現地集合で集団検診を受診しました。マムで健康診断が受けられるのは有り難いです。私は検診で心筋梗塞の疑いが見つかりマムのスタッフから栄養面でケアを受けることになりました。

○マム工房(木工チーム)

木工チームでは、クリスマス用の新しい製品の作成に着手しました。お楽しみに!

○私の禁酒(M.Tさん)

私の禁酒は、多分飲んでも旨くないだろうなと思う事で続いてきた。

昔を思い出しても、本当に旨いという思い出があまりない。

でもTVのドラマやCMで、お酒のシーンがあると旨そうと思う気持ちがないわけでもない。

一体どっちが本当の気持ちなのか解らない。

でも、飲めない今が不幸だと思わないし、飲まない今の方が幸せだと思う時もある。

気持ちの振り幅が、お酒を止めて小さくなったからかもしれない。

大きな満足感は無くても、小さな幸せはある。

まだ、二年目なので、これから先の事は解らないけど、シラフで物事を考えられる今は、幸せなのかもしれない。

○今月の公園清掃

今月の公園は下連雀たんぽぽ児童遊園です。蝉の抜け殻や死骸があり、やはり秋の訪れですね。季節の変化を読み取る事が出来ました。

○編集後記

今月は各種イベントが下旬に集中していた為、編集が下旬にずれ込みタイトなスケジュールとなりました。プリンタの不具合も重なり月内の発行が出来なかった事をお詫び致します。

2013年

12月

03日

マムNEWS 第16号

連日の猛暑、皆様如何お過ごしでしょうか。暑さのせいかマムニュースの記事も少々夏枯れでして(苦笑)、今月号はメンバーに原稿を大幅に依頼してしまいました。それでは、マムの近況を報告致します。

○N.Hさん特別寄稿

夏の夜空に華やかな打ち上げ花火ともう一つの見ものは、光の帯となって真南の地平線の辺りから長々と立ち上る天の川。その天の川にちなんだ七夕祭りが7月、8月と各地で行われました。

ところで、七夕伝説の織姫と彦星は恋人と思っている人が多いのでは?正しくは夫婦でお互いに働き者だったが結婚してからは機織りと牛飼いの仕事を怠ける様になり、天帝の怒りを買って引き離され、逢う事は年に一度しか許されないと云う「星逢い」の物語なのです。

何時でしたかマムが作品販売でお世話になっている「星と風のカフェ」の催しで国立天文台のA教授にお会いした時、「織姫と彦星はあんなに離れているのに一日でどうやって逢うのだろう。」

と笑っておっしゃっているのを思い出しました。そこで少し調べてみましたところ、宇宙の距離は

光でしか測れません。光の速さは1秒間に地球を7周半します。それは30万Kmもの距離になります。太陽の光は地球に届く迄8分19秒かかります。8分19秒前に太陽から放たれたもので、地球と太陽は1億4970万Kmも離れている訳です。

では、秒速30万Kmは、時速10億8千万Kmとはどれだけなのか?光は僅か8分余りで地球に届きますが、仮に時速250Kmの新幹線で地球から行くとすると、生まれてすぐに乗車して到着するのは70年後、70歳になってしまいます。それが1光年となると実に9兆5千億Km。その計り知れないスケールが宇宙です。七夕の織姫星ベガ迄は地球から25光年、彦星のアルタイル迄は17光年。それぞれ25年前、17年前の光を七夕の時に見ている訳です。そして二人の距離は15光年。教授のお話を伺い知る事が出来ました。宇宙の無限と悠々に我が身の小ささを思えば逆におおらかな気分が沸いてきます。前述の時間と異なり地球には地球の、人には人それぞれの大切な時間があります。日本には古くから根付き幼い頃から馴染のある七夕。笹竹の短冊に書いた願い事や、皆様の色々な願い事がどうか叶います様にと。<七夕に寄せて>

○マムギャラリー(絵手紙チーム)

○島田先生勉強会(8月1日)あなたのまわりにある引き金について

今回も引き金についての考察でした。引き金は大きく2つの種類に分けられます。1つは自分を取り巻く環境の中にあるもの(外的引き金)、もう1つは自分の内部にある心や体の状態に関するもの(内的引き金)です。今回取り上げるのは外的引き金です。外的引き金の要因としては、給料日の直後、飲み仲間といるとき、繁華街に行ったとき、仕事が終わった後など人によって様々なものがあります。きっと何か思い当る事が有ると思います。それに反して、この人の前ではアルコールを絶対飲めない、或いは、これをしている時やこの場所では飲めないというような人や、状況、場所といった物の存在を錨(いかり)と呼びます。錨とは船が流されない様に海中におろす錘の事です。あなたがアルコールの欲求に流されてしまわない様に、あなたをクリーンな状況に留める働きをします。引き金や錨を探すときは「これまでの実際の体験にもとづいていること」がポイントです。アルコールを止める上で引き金を見つけ重要な錨を見つける作業に取り組み、錨の効果を生かした状況を中心に生活のスケジュールを立てると、再飲酒しない生活が維持できます。アルコールを止める上で引き金を見つけると同様に、錨を見つける作業は重要なものとなります。

○私の禁酒(T.Tさん)

「飲み方が異常」と言われていた酒の量が、津波で実家が流され母が亡くなった事で更に増え、朝まで1本、朝から1本とウィスキーを飲んで離脱症状を抑え仕事に行く毎日になってしまいました。

昨年、『アルコール依存症』と診断された時はがっかりもしましたが「もう飲まなくてもいいんだ」と喜びもしました。退院後、翌日からマムにお世話になり、3月からは週3日職場復帰をしながらマムに通って回復を目指しています。職場でも、マムのスタッフやメンバーと作業をするように

自然とゆったりと穏やかに仕事ができる様になってきています。これからもシラフ+αの断酒の生活を(スッキリしない頭と共に)楽しんでいきたい。

○今月の公園清掃

 

今月の公園は井口すぎな児童遊園です。猛暑の中、麦わら帽子標準装備で汗だくに成って草刈りをしました。昨年までは公園の横が栗林で落ち葉が凄かったのですが、現在は栗の木が切り倒されて、分譲住宅地になってすっかり様変わりしようとしています。

 

○編集後記

暑い日が続きますが、マムニュースも16号を発行することが出来ました。来月は秋にふさわしい、記事を掲載したいと思います。

2013年

12月

02日

マムNEWS 第15号

立秋とは名ばかりの暑さが続いています。

マムメンバーは体調に気を付けながら、室内外の作業を頑張って

行っています。

それでは、マムの近況をご報告いたします。

マム20周年記念三鷹アディクションセミナー!!

7月6日(土)に三鷹産業プラザにてマム20周年記念三鷹アディクションセミナーが開催されました。マムにとっての一大イベントです。猛暑にも関わらず150人余りご来場頂きました。

プログラムはマムを卒業した当事者本人とアルコール依存症患者の家族による体験談、三鷹市長からの祝辞、そして本日のメインテーマである信田先生による「家族問題の原点としてのアディクション~AC・共依存・DV」の講演でした。経験豊富で多数の著作もある信田先生、実は何とマムの1周年の時も講演して頂いたそうなのですが、20周年の今回も解り易く家族問題について語って下さいました。

マムのメンバーも積極的に参加し日頃の作業の成果の手作り商品を販売しました。

島田先生勉強会(6月6日)

先月号の積み残し、今回の先生の講義は引き金→考え→欲求→使用という事がテーマでした。

○考えると欲求が起こります。アルコール・薬物にハマった事がある人ならば誰でも不意に、

「飲みたい、使いたい」としばしば頭に思い浮かぶものです。そのような考えが起こったら

ただちに何らかの行動を起こす必要があります。

自動思考のプロセス、アルコール・薬物の使用が癖になっていく過程で引き金→考え→欲求→→→使用の順序で起こります。

○思考ストップ法。この自動的に考えてしまうプロセスを乗り越える為の大事なポイントはなるべく引き金を避けてこうしたプロセスが起こらない様にする事、それから、いったんアルコールや

薬物を使用したくなったら、出来るだけ早い段階で考えを止める事(思考ストップ法)です。

ネガティブな考えが起こった時などいろいろな場面で応用できるのではないでしょうか。

私の禁酒(T,Iさん)

今から30年以上前の話です。

朝、目を覚ますと左側に女性が寝ていました。

.........?」

頭が痛い。

「あなた、昨夜、そこの交番の前でゴロンしていたから、連れて来ちゃった。」

どうやら、ここは彼女のマンションらしい。

いつも行っているバーのカウンターレディの部屋でした。

こんな事もあったな。

 入院からマムでの、飲まない、規則正しい生活。

おかげで Still alive and well!

週一ミーティング(7月9日)

マムでは毎週、週の始めの午後。言いっ放し聞きっ放しのテーマミーティングを行っています。

本日のテーマは「仲間」。メンバースタッフ順番に仲間について語って行きます。発言の最中、口を挟むのはルール違反です。だからみんな安心して話せる訳です。

ミーティングで得た知識は自分に役立つものは持って帰ってそれ以外はその場に留めてと言われます。アルコール依存症の回復の為にこのようなミーティングは有効だとされています。

今月の公園清掃

今月の公園清掃は、某大物コメディアンのお宅の裏。牟礼かおり児童遊園です。

梅雨明け宣言も出てうだるような暑さの中、やぶ蚊に刺されながらも頑張って落ち葉掃除。

落ち葉って秋だけの贈り物ではないのだと知りました。

編集後記

梅雨明けの中、開催されたアディクションセミナーですが、成功裏に終わりました。

これも、皆様の協力の賜物だと思います。今後もご支援宜しくお願いします。

2013年

12月

02日

マムNEWS 第14号

梅雨入りし、うっとうしい季節が続きます。マムメンバーは公園清掃、老人ホーム

大沢の家たんぽぽの清掃と頑張っています。

○一泊研修(6月12,13日)

一泊研修が行われました。ゲストに井之頭病院の小森さんのお顔も。行先は初日は箱根。芦ノ湖で海賊船に乗りました。雨と霧で窓の外は何も見えませんでしたが、次に行った大涌谷では硫黄の臭いが漂う中、更に真っ白でした。旅館にチェックインして取りあえずビールじゃなくお風呂。マムの研修会、宴会でも勿論お酒なしです。夕食の後は恒例のミーティングでタイトルは「感謝」について分かち合いました。部屋に戻っても遅くまで語り合ったメンバーもいたようです。二日目は小田原城の天守閣に登り、午後からは江の島水族館でイルカショー等の見学。あっという間に前日に集合した三鷹市役所に。天候には恵まれませんでしたが、とても楽しい研修会になりました。

 

○私の禁酒(K、Nさん)

私の飲酒の始めは、最初に勤めた会社の先輩の勧めで飲酒を始めましたが、最初は下戸同然で酒のコップを口の前に持ってきただけでうっとなり、全然受け付けなかったです。その後止めればいいのに、飲む練習をして段々飲める様に成り、味も何も分からずただ酔うばかりで酔うと気分が良くなりいつもより陽気になりますが、人と喧嘩等をして最悪でした。あげくの果てには、戻したりして酷い二日酔いになります。それでも若い頃は次の日は休まず仕事に行きました。又、仕事が終わって飲み屋に行き朝方迄飲んで毎日その繰り返しでした。30歳の時に両親が亡くなり、40歳で膵炎を患い3カ月入院して退院してから1年間酒とたばこをやめました。1年目で又飲んでしまって57歳の時に八王子の平川病院にアルコール依存症で入院し、又退院してから再飲酒をして入院しました。退院してから寮に入りましたが、又再飲酒をして寮を出されホームレス等をして暮らしていました。それから立川の市役所に行って生活保護を再開してもらい国分寺荘の寮に入れて貰いましたが、又再飲酒して井之頭病院に入院して、退院後はマムにつながり自助会にもつながり寮も三鷹荘に入寮して、1年3か月目になりますが今は酒が止まっています。今後も毎日のマムの通所と自助会出席で断酒を継続していきたいと思います。

○今月の清掃(6月17,18日)

丁度梅雨の中休みの6月17,18日マムメンバー総出で草取り作業しました。7月20日には夏祭りを行うそうなので、それまでに庭が綺麗になって良かったとおっしゃっていただきました。

○マム20周年記念三鷹アディクションセミナー開催迫る!!

日時:平成25年7月6日(土)午後1時~4時

内容:体験発表(当事者・家族)1時15分~

講演             2時30分~4時

演者:信田さよ子氏(原宿カウンセリングセンター所長)

テーマ:「家族問題の原点としてのアディクション

            ~AC・共依存・DV」

場所:三鷹産業プラザ7階会議室)

  (三鷹市下連雀3-38-4 JR三鷹駅南口徒歩7

○編集後記

7月6日のマム20周年アディクションセミナーに向けて準備をして参りました。

大勢の参加者が来ていただけるようにと願っています。お土産つきですよ♪♪

2013年

10月

31日

マムNEWS 第13号

若葉青葉をわたる風も快く感じられます。

爽やかな空のもと、マムメンバーは公園清掃、都営清掃を頑張って

います。と言う事で、マムの近況をお知らせします。

○マム20周年に寄せて

リビングハウスマムは、平成54月にアルコール依存症者本人の提案により発足し、平成18年NPO法人を取得しました。そして平成234月には就労継続支援B型事業所へ移行し、事業所の自立と利用者の回復支援に取り組んで来ました。

 私がマムへ来て早くも5年が過ぎましたが、その間を振り返るだけでも様々な出来事がありました。まず作業所を快適な空間にする為に不用品の処分と機能的な備品の整備をしました。

次に、より質の高い作業を目指す為に、スタッフ一丸となり作業内容の見直しや取り組み方の工夫をしました。その成果として、作業空間は狭いながらもお互いの顔が見える動きやすい施設になりました。そして、都営アパートの清掃や絵ハガキ・ワイヤー工芸・陶器小物作成など新たな作業へのチャレンジも始まりました。

 マムは、今後も増え続けるであろうアルコール関連問題に対し、常に前向きに当事者・家族の立場に立って支援活動を続けていきたいと考えています。

リビングハウスマム所長 松下さよ子

○マム20周年年記念三鷹アディクションセミナー開催決定!!

日時:平成25年7月6日(土)午後1時~4時

内容:体験発表(当事者・家族)1時15分~

講演             2時30分~4時

演者:信田さよ子氏(原宿カウンセリングセンター所長)

テーマ:「家族問題の原点としてのアディクション~AC・共依存・DV」

場所:三鷹産業プラザ7階会議室(定員150名)

  (三鷹市下連雀3-38-4 JR三鷹駅南口徒歩7分)

参加費:無料

申込み:不要

お問い合わせ:NPO法人リビングハウスマム 

URL http://www.livinghouse-mam.jp/

TEL  0422-26-9732 松下

お誘いあわせの上ご来場ください!!!       

 

○実習生研修

今年も5月8日、15日、22日の三回に渡り、東京女子医大の学生さん8人が、実習のためマムに来所されました。朝の体操から1日一緒に過ごしました。業務ミーティングでは各作品をテーブルの上に並べて作業チームの紹介をしました。去年と同様午前中は食事当番と公園清掃、

午後からは各チームの体験実習(糸巻、紙漉き、木工)でした。

○私の禁酒(J.Aさん)

自分はアルコール依存症だ、ということを自分でも認めているつもりでいました。しかし、再飲酒してしまい、二度目の入院…。そこで私は、なぜ再飲酒をしてしまったのか?ということを考えてみました。解ったことは、自分がアルコール依存症だということを認めるためには、依存症についての知識を得ることが必要なんだ、ということでした。そして、病気のことを理解できて、初めて「自分のアタマは壊れているのだ」ということを認めることができ、人のアドバイスを聞く耳を持てるようになりました。素直な気持ちでマムに通って、飲まないでいることの心地良さを仲間と共有することが、断酒の支えとなっています。

○今月の公園清掃

今月から都営清掃が始まりました。上連雀の都営の24号棟です。

いつもの公園清掃とことなり、メンバー・スタッフ10名が参加しました。

都営住宅の管理スタッフの方が電動カッターを使い、マム側はそれ以外の雑草を刈りました。

○編集後記

マムNEWSの発行も13号を迎え、写真のトリミングなどの技術も覚え、効率的に

編集が出来るようになりました。

これからも、マムニュースを通してマムの近況を伝えて行きたいと思っています。

 

 

 

2013年

10月

28日

マムNEWS 第12号

桜の季節もいつしか過ぎ、葉桜の季節となりました。

新緑の中、マムメンバーは快適に公園清掃などの活動を行っています。

そんなマムの近況を紹介して行きます。

○4月3日井之頭メッセージ

会場の集団療法室が患者さんで一杯になる中、マムの宣伝(メッセージ)をさせて頂きました。

マムのメンバーの殆どが井之頭病院出身ですから、入院患者さんに向けて退院後の生活をマムで送るという選択が良かった事を話させて貰いました。

現在マムのメンバー募集中です!!昼食もおいしいマムでアルコール依存症の皆さん、マムで仲間と一緒にゆっくり回復を目指しませんか。

○4月9日今月の公園清掃

井口はるかぜ児童遊園は三鷹市井口一丁目18-17にあります。

清掃している公園の中では中規模な公園です。

新緑の中、気持ち良く清掃が出来ました。

○私の禁酒(M.Kさん)

大学時代から酒豪と呼ばれていました。学校が終われば仲間とパチンコ・麻雀、そして井の頭線のガード下の焼き鳥屋で宴会が始まり、店を変えて酔いつぶれるまで飲む!!週三日は続いていました。

会社に入ってもこのパターンは5~6日に増えました。酒量も増え前日の記憶がなくなる日が続き、

朝から飲む日が毎日に変わり膵炎で3回入院しても、酒を止められず、退院時には酒を買い以前の

酒量に逆戻りでした。家族の事は何も考えて無く自分だけの生活でした。何度酒を止めようと思ったか

判りません。何度か断酒しました………

少しなら大丈夫かな?又始まってしまい、職を何度も失い、家族離散の淵まで来て、病院と断酒を知りました。守らなければならない家族が居る。迷惑ばかり掛けて来たけれど、罪滅ぼしはこれからです。

○4月15日島田先生勉強会

今回の勉強会の前半のテーマは「マリファナはタバコより安全?」合法扱いの国があるくらい(本当はありません)安全なドラッグと有名人が語る事があるマリファナですが、実際は大変な実害があるようです。大麻タバコ1本には普通のタバコ20本分の発がん性物質が含まれているのです。更にマリファナは統合失調症の症状を確実に悪化させます。幻聴や幻覚が酷くなり暴力行動が多くなり、マリファナで悪化した幻聴幻覚は精神科の治療薬が効きにくく予後が大変悪いそうです。後半のテーマはタバコの害について説明して頂きました。たばこを吸うと喉の奥から気管支を通って肺の中まで入り込む。そしてタバコの煙にはニコチンやタール、一酸化炭素、アンモニア等々体に悪い成分がいっぱい含まれています。ニコチンは脳に作用するだけでなく血液の流れを邪魔をして心臓や血管の病気になりやすくします。アルコールとタバコ両方とも摂取する人は食道がんになるリスクがとても高くなります。

○4月18日長本氏勉強会

三鷹断酒会の会長でマムの理事でもある長本会長に勉強会体験談発表をして頂きました。

アルコール依存症の回復は体験談に始まり体験談に終わるという氏の持論もあって、

精神病院に何度も入退院を繰り返し九州の病院では独房の様な病室に150日間も閉じ込められた話から回復迄の道のりは説得力がありました。最後にアルコール依存症の回復には自助会の参加が欠かせないとの事でした。

○今月の一押し商品!

今回は、糸巻チームが作成したワイヤークラフトを紹介します。

最近はネーム用のワイヤークラフトの注文が増えています。

筆記体とは違った一筆書きで文字を組み立てるため、教本には

載っていない文字を考えながら組み立てているので、苦労してはいますが、頭を使うので

アルコール依存症からの回復の力になっていると思います。(J.Aさん)

左から、試験管一輪挿し350円、ウェルカムボード700円、ウェルカムリース700円。

星と風のカフェ(www2.bbweb-arena.com/hshcafe)にて販売中です!!

○編集後記

各グループも創意工夫して新作を作っています。

新版マムニュースも皆様のお蔭で無事1年を迎える事が出来ました。

今後とも、日頃の活動や出来立ての新作を紹介して行きたいと思います。

2013年

9月

04日

マムNEWS 第11号

日増しに春らしくなってきました。

今年は桜の開花も早く、先日は酒なしお花見を楽しんできました。

そんなマムの近況をご報告します。

○太極拳&お好み焼き&タコライスレク(2月28日)

ほぼ毎月マムでは、リクリエーションの日があります。今回の目玉は、室内レクと言う事で、スタッフの陶山さんが講師になっての太極拳と沖縄で働いていた事がある石川さんのタコライス!!!とっても美味しかったですよ。

○井之頭ナース見学(3月12日)

井之頭病院アルコール病棟の看護士、小森さんと熊谷さんがマム一日体験に来てくださいました。午前中は公園清掃と食事当番、午後からは各チームの作業を体験してもらいました。

見学後、「楽しく体験でき、また来たいです♪」というお言葉をいただきました。

○防災訓練(3月14日)

大震災から2年目、マムでも防災訓練を行いました。所長から説明を受け、その後皆で避難場所の第三小学校へ。班に分かれ、実際に歩いて確認しました。

○私の禁酒(S.Kさん)

数十年間アルコールを乱用してきました。末期のころは小人が踊っているような幻覚を見たり、窓から人が覗いているような気がして、外に出て確かめると誰もいなかったりしました。アルコール依存症は、本当に怖い病気だと実感しました。

精神病院に入院したあと、アルコール回復施設リビングハウス・マムに通所することになりました。現在は紙漉きの作業に熱中していて、酒を飲まない生活を継続しています。

○糸巻チームの作品紹介


糸巻き人形の工程写真です。全て細い毛糸で作りますが腕の長さを揃える事と頭を加工するのが難しいそうです。現在カエルストラップ製作中。お楽しみに♪

○今月の公園清掃

今月の公園清掃は、通称うなぎの寝床、井之頭一丁目7番地緑地です。

みんな一生懸命掃除していますね♪

○3月26日花見

お天気にも恵まれ、野川公園で満開の桜の下、恒例のお花見が行われました。

公園を散策する人、シートでお昼寝する人、それぞれにのんびりと過ごしました。アルコール依存症の回復には酒なし花見は、最適なレクリエーションかもしれません。

陸ガメのマイアと犬のキナちゃんが、皆を和ませてくれました♪

○編集後記

創意工夫してより良い作品作りに励んでいます。

2013年

8月

29日

マムNEWS 第10号

寒暖の差が繰り返され、三寒四温という言葉が当てはまる今日この頃です。

世間では、インフルエンザ、ノロウィルスが流行っています。

マムメンバーは、マスク、手洗いで予防策を徹底して、元気に活動しています。

 

○新スタッフ紹介。吉川さんです。

みなさん、はじめまして!2月からマムに仲間入りさせていただくことになりました吉川陽海(よしかわたかうみ)と申します。私はまだまだ未熟者ですが、所長の松下さんや先輩方の助言をいただきながら、またメンバーのみなさんからもいろいろ教えてもらいながらワーカーとして、人としてみなさんと一緒に成長していきたいと思っています。

これからはメンバーさんのため、マムのため、自己の成長のため一生懸命がんばりますので、みなさんよろしくお願いします!

○2月7日島田先生勉強会

横須賀我舎(GAYA)の所長の島田先生による勉強会。今回のテーマは合法ドラッグとしてのアルコール。世界三大ドラッグニコチン、カフェイン、アルコールは流通し過ぎていて規制不可。中でもアルコールは違法薬物と比べても体に対して害があります。酒は百薬の長されど万病の元と言われる所以でしょう。授業はワークブックに沿って進められます。設問①のあなたはアルコールを全く飲まない友達がいますか?設問③アルコールを飲んで羽目を外してしまい迷惑行為をしてしまった事が有りませんか?設問⑤もし今後アルコールを使わなかったら「居心地の悪さ」や「仲間に入れない感じ」がすると思いますか?等メンバーにとっては耳の痛い質問ですが、言い放し聞き放しで自分の体験を話していきます。日本の文化はアルコールを飲むことを奨励している所があります。自分に飲酒を許すと、一般に例外は作るとどんどん例外が増えていってしまうものですから例外を極力作らないことが断酒にはとても大切なことだそうです。

○突然マムギャラリー!

絵手紙チームのメンバーさんの紙漉きハガキ用の作品です。

左から守屋

左から守屋巨匠、糸村先生、右の2枚は武山画伯による作品です。

○私の禁酒(N,Tさん)

可を多とし否を少とする飲酒であったと思う。私の喜怒哀楽、それぞれの場にいつも居合わせていたような気がする。酒に因って得た学び、知識、人との付き合い、己の短気に気付き、至らざるを知らされた。読書の際の付き人でもあり、相談相手でもあった。しかし、その友が意地悪な存在になったのは、今でこそ思うが、4L容器入りの焼酎利用からだろう。それまでの1L程度の容器であればコップに注ぐと、確実に中身の減りが見えた。そこで飲んだ量その補充の事が意識に上る。自らセーブが掛かる。しかし4Lでは減り具合も分からないまま杯を重ね、勢いで外へ出掛けてしまう。もっとも何と云っても、コントロールを失くしたのは私であって他の誰でも何物でもない。だから悔やみではなく飲んでこれた半世紀を思い出とし、飲まない歴史を織り続けたく考えている。

○マムルール見直し

現在、マムではミーティングの時間を当てて、マムのルールとマナーの見直しをしています。日々の作業や活動、生活の中で起きる問題点やお互いに気持ち良く、過ごしやすくする為に気が付いた点等を検討しながらメンバーが決定しています。今回は作業のルールとマナーを中心に話し合いを進め新しい項目を加えるとともに現行のルール、マナーの全てについて再確認をしました。実際に決まりごとが守られているのか、今後は必要なのか等、多くの意見が交わされ「マム利用上の約束事項」が出来ました。マムは人間関係回復の場です。メンバー一人一人、皆が気持ちよく楽しく生活出来るように見直されたルールやマナーを守って行きたいと思っています。

現在、マムではミーティングの時間を当てて、マムのルールとマナーの見直しをしています。日々の作業や活動、生活の中で起きる問題点やお互いに気持ち良く、過ごしやすくする為に気が付いた点等を検討しながらメンバーが決定しています。今回は作業のルールとマナーを中心に話し合いを進め新しい項目を加えるとともに現行のルール、マナーの全てについて再確認をしました。実際に決まりごとが守られているのか、今後は必要なのか等、多くの意見が交わされ「マム利用上の約束事項」が出来ました。マムは人間関係回復の場です。メンバー一人一人、皆が気持ちよく楽しく生活出来るように見直されたルールやマナーを守って行きたいと思っています。

○今月の公園清掃

マムの工賃の大部分を占めるのが、公園清掃です。現在三鷹市から15ヶ所を請け負っています。チームに分かれて皆で毎日2、3ヶ所を掃除をしていますが、第一回目は下連雀つつじ児童公園を紹介します。団地に挟まれた小さな公園ですが子供たちが、遊びやすいように砂場を一生懸命ならしているのは新しいスタッフの吉川さんです。この様な地味な作業ですがささやかな社会貢献になっているかも知れません。

○編集後記

マムニュースもお陰様で10号を発行することに、なりました。

        これまでと内容を一新して発行できるように頑張ります(R.S

2013年

3月

04日

マムNEWS 第9号

先日は東京には珍しい大雪でした。マムのメンバーも雪掻きを頑張って

やりました。今月はマムのスタッフの入れ替わりの記事も紹介しています。

それでは、マムの近況を報告します。

○1月4日楽しい初詣。

恒例の深大寺初詣、この日がマムの仕事始めになります。

初詣後、昼食は美味しい深大寺そばを頂きました。

殆どの人は天ぷらそばを注文し、楽しそうに堪能していました。

今年も良い年になりますように。

○2月末日をもって安田さんが退職されます。

約5年間、マムで働かせてもらって、色々なことを経験させてもらいました。スタッフが総入れ替わりの状況で入って、右も左もわからぬまま駆け抜けた1年目、2年目。なんとなくマムの行事を覚えて、工賃のやり方などを変えていった3年目。マムの引っ越し、法律の体系移行を経験した4年目。今の場所で慣れて、今のマムの形ができた5年目、現在なのかなと思っております。そのような中で、様々なことをメンバーさんに教わりながら、経験し、学び、私自身も成長できたのではないかと思います。

今まで、たくさんの方にお世話になり、御迷惑をおかけしたこともあったと思います。それでも、温かく見守っていただきここで働き続けられたことに感謝しています。これから、私自身ここでの経験を生かしながら、前に向かって進んでいきます。マムで得たつながり、経験を大切にしながら、さらに自分自身成長していけるようにマムから旅立っていきます。今まで本当にありがとうございました。では、またどこかでお会いしましょう。

リビングハウス マム   スタッフ 安田 恵 

○私の禁酒(N.Iさん)

酒を飲みはじめたのは、16歳位の時のむと頭は痛いし目は回り天井がぐるぐる回っている状態でした。こんなに苦しい物なんか飲むもんじゃないと思っていたのに、いつかアルコール依存症となりました。水商売をやっている時は商売だから我慢できていたのですがいつか朝から飲むように

なっていた。37歳の時精神病院に入り繰り返し入院しました。結婚をし子供三人産まれてから

12,3年経って別れが待っていると、子供男二人が私が暮らしたいと言って私と息子三人生活が

始まりこれで酒は絶対止めなければいけないと思いつつ止められない生活が続いた。子供を施設に預け私は病院での三か月と言う日もありました。大阪から東京に出てきて二年半が経とうとしています。やっと東京の一人暮らしで酒も止められていますこれもマム通所のお蔭と思っています。あれだけ飲んだ酒のツケが今頃になって自分の身に掛かって来ています酒での上でした事がしらふの頭でどんな事であったか今考えています。酒のない生活が心の中の痛みをしみじみと感じて素直に反省している昨今です。マムへの通所を欠かさない様にやって行きたいと思います。

○グループ紹介(絵手紙チーム 版画)

(もく)版画(はんが)をやっています。

 

 

印鑑をイメージして下さい。字が裏返しに彫ってありますよね。この原理です。

 原画をデザインし、それを裏返して版木(はんぎ)(彫る板のこと)に転写します。

 その版木を彫刻刀で彫り、それに絵具を塗り(?)さらに紙を乗せてバレンと言う道具でこすって

刷れば完成です。皆さんも小学生辺りでやったことがありませんか?

今回は4版4色刷で作ってみました。もちろん、マムの手漉きはがきを使用しています。

木版画は、版と紙を湿らせてから刷るんですが、官制はがきだと

これがちょっと難しい。

手漉きだと水分を含み易くて使い勝手がよいです。

 

○編集後記

退職された安田さんお疲れ様でした。新しくスタッフになられた石川さん宜しくお願いします。と言う事で次号に続くのであります。

2013年

3月

04日

マムNEWS第8号

マムNEWS平成24年度第8号をお届けします!

年の瀬の寒さひとしおでございます。

マムでは新しいメンバーも加わり賑やかに過ごしています。

それではマムの近況を報告いたします。

○11月3日井之頭文化祭

マムからはアルコール病棟一階の部屋で手造り作品の販売を行いました。販売コーナーは、午前中は大入り満員となりました。人気商品はワイヤークラフトでした。

また、中庭では手作り味噌を販売しましたが、短時間で完売しました。お買い上げありがとうございました。

○11月17日アディクションセミナー

11月17日(土)はマム主催のアディクションセミナーが開催されました。マムを卒業したご本人とアルコール依存症の家族による体験談、日本アルコール看護研究会会長の世良守行先生講演でした。

あいにくの天候にもかかわらず、マムのメンバー、スタッフも積極的に参加し、毎日の作業で作り上げた手作りの商品を販売しました。牛乳パックを再利用した紙漉きのクリスマスカード、木工作品のクリスマスオーナメント、陶芸製品やワイヤークラフト、廃油を再利用した石鹸など多くの方々に購入して頂きました。「人生やり直し味噌」は限定10個でしたがすぐに完売しました。

○私の禁酒(Y.Tさん)

6歳で酒を飲み始め30代半ば水商売の仕事につき、毎日酒を飲むようになりました。10年前位に東京に出てきて居酒屋の仕事につくのですけど、始めは仕事中には手を出さなかったんですけれども、慣れてきて仕事中に酒を飲むようになり、体を壊して入院するんですけれども、退院してからも酒に手を出し、又再度入院。今度こそはと心に決めて今は作業所に通っています。

(禁酒時の対応)なるべくお腹を空かせない事。お腹が減っていると酒に手が出やすいです。後は充分に睡眠をとる事です。

(抗酒剤の服用)ノックビンを飲んでいます。

(通院)3度くらい入退院を繰り返すのですが3度目の正直で酒が止まってます。

(自助会への参加)2~3年前は週一回くらい出ていたのですが今は作業所で頑張っています。

(今後の禁酒の決意など)休まずに作業所に出て休みの日には家に閉じこもらないようにしたいです。

○11月28日アル施連フェスティバル

アル連(アルコール・薬物施設連絡会)東京と神奈川の施設が集まって大田区民会館にて、秋のフェスティバルが開催されました。いつもと違った場所で入院中の同期に会えたり、自助会の仲間に会えたり楽しいひと時を過ごせました。テーマは「私の回復ってなあに?それぞれの回復」各施設紹介に続き、すとおりぃのヨガの出し物、昼食をはさんで寿アルクとたんぽぽの合唱、続いて体験発表ではアルコール依存の方、ギャンブル依存の方、薬物依存の方の発表でアディクションで全てを失い回復へ至る道のりはそれぞれ共感できる話ばかりでした。SUNの合唱、榎本クリニックのよさこいソーラン、川崎ダルクの琉球太鼓では観客も皆ステージに上がって大盛り上がりのうちに閉会になりました。

○グループ紹介(絵手紙チーム)

絵手紙チームでは、手漉きはがき・カード用に、絵・版画・イラストを作成しています。

来年のマム年賀状のイラストも担当しました。(版画は、ただ今制作中。新年号でご紹介します。)

編集後記

来月はもう1月。あっという間の1年間でした。

  グループ紹介も一巡し、新たなシリーズを検討中をです。

2013年

1月

31日

マム NEWS 第7号

○マムニュース平成24年度7号をお届けします。

朝晩寒さが厳しくなって参りました。

公園の落ち葉清掃も大変な季節になりましたが、マムのメンバーの出席率は好調です。

それではマムの近況を報告いたします。

○10月12日バーベキューレク

さわやかな秋晴れの中、恒例のバーベキュー大会が武蔵野公園で行われました。

普段食べられない帆立貝焼き、スペアリブなどに舌鼓を打ちました。

写真の通り笑顔の絶えない一日になりました。

○10月26日味噌造り

  大豆を圧力釜で煮上げます。

  豆が煮上がったらミンチにかけうちわで冷まします。

  麹と塩を混ぜた飯台にミンチにかけた大豆を混ぜます。

  耳たぶの硬さ迄こねたらソフトボール大の大きさに丸めます。

  空気を逃がすように樽に投げつけます。

  樽の七分目位迄入れたらラップをかけて落し蓋をして重しをのせます

  新聞紙を被せて紐で縛ります。

  3カ月から半年寝かせてマム特製「人生やり直し味噌」の完成です。

 

○10月27日星と森と絵本の家

東京天文台で「三鷹☆星と宇宙の日」と言うイベントがあり、「星と風のカフェ」さんが

出店されました。

マムからは「星と風のカフェ」さんの販売応援のため、スタッフ2名とメンバー2名が参加しました。

会場は「三鷹市星と森と絵本の家」で、5団体が参加し手工芸品や軽食の販売を行っており、秋晴れの中、家族連れで賑わっていました。

私の禁酒(Y.Oさん)

16歳で、建設関係の仕事につきました。と同時に飲酒が始まり酒が好きになりました。

それ以来仕事も飲酒も続きましたが結婚し子供にも恵まれました。

収入は限られていましたので、子育てや子供の将来を考えて酒量はかなり減りました。

その後、離婚しましたが家庭内のトラブルや酒が原因ではありません。

周囲の人間関係の複雑さでしたがそれを自分には解決できませんでした。

一人になって仕事を変えましたが馴染めず酒量が増し何もかも上手く行かなくなりました。

二回入院し現在記憶障害があります。今は親族の世話のもと、マムのお世話になり通院しています。

この現状を続ける他、酒のことなど何も考えていません。

グループ紹介(木工チーム)

実際に木を切ったり削ったりする作業。

素材に色を塗る作業等があり決まった形に従って行う作業と

注文に応じての作業があります。木工製品の注文を随時募集しています。

現在クリスマス製品の作成に励んでいます。

今年もあっという間に11月が過ぎようとしています。

12月は充実したひと月にしたいと思います。(R.S

2013年

1月

31日

マムNEWS 第6号

平成24年度 マムNEWS 第6号をお届けします。

秋も深まってまいりました。                              

残暑で大変だった公園清掃も気温が下がり、やりやすくなりました。

それではマムの近況を紹介します。

○大沢総合グラウンド(9月21・22日)

三鷹に国体がやってくると言う事で、マムも星カフェさんに同行して出張販売に出かけました。大沢総合グラウンドでソフトボールの熱戦も観戦できると期待して行ったものの、当日は生憎の雨。取材に行こうとしたら、スポンジでグラウンドにたまった雨を吸い取っている所でタイムアウト。詳細はホームページの新着ニュースに載っています。

http://www.livinghouse-mam.jp/

○ボーリング大会(9月28日)

9月のレクリエーションは、ボーリング大会でした。参加人数はスタッフ・メンバー合わせて17人でした。

試合中はストライクをとってはしゃぐ人の歓声や、ガーターの連続で意気消沈している人の溜息や応援の声が交錯し、にぎやかな大会となりました。

 私も10年ぶりのボーリングで、ガーターが殆どでスペアは1個だけでした。体力不足を痛感しました。

得点はともかくとして、皆で楽しいひと時を過ごす事が出来ました。

 優勝は149点でスタッフのS・Oさんが、2位はメンバーのS・Kさんが147点と健闘しました。全体的にみると100点以上が5人、100点未満が12人でした。

ボーリング試合後は、ファミリーレストランで昼食後、解散となりました。

○島田先生勉強会

今回のテーマは孤立・ひきこもりと、ドラッグドリーム。人はアルコールや薬物を使っていると、自分の殻に閉じこもりがちになります。したがって、アルコールや薬物中心の生活の生活から回復するためには一人で何もせずにいる時間を減らすとともに、人との交流を持つようにしていく必要があります。

  ドラッグドリームとはアルコールや薬物を使ってしまう夢のことです。回復初期・中期・後期とそれぞれ意味が違ってきます。回復初期のそれは正常な回復の現れ。中期ではアルコールを使うか使わないかどうかの選択を示しています。後期この時期のドラッグドリームはとても大事であり、アルコールや薬物を使う習慣から回復途上にある人にとって一種の警告の意味があります。最近の生活に何らかの問題があることを意味して、普段より再使用の可能性があります。依存症の患者は気を付けなければなりません。

○私の禁酒(H.Kさん)

初めてお酒を飲んだのが18歳の時の大晦日の日でした。友人と二人でウイスキーのボトル2本空けました。次の日すごい二日酔いで、お酒はあまりいいものではないと思いました。でも、もともとお酒が好きだったんでしょうね、あれから27年、アルコール依存症として診断を受けています。アルコールを止めて8年、これと言って飲まない工夫をしている訳ではありません。精神病院に入院したのをきっかけで止めたんですけど、だんだんとアルコールが頭から遠ざかって行きました。今はマムに通い自立に向け頑張っている所です。今思えば、最初はストレス解消とそれと人との関係をスムーズに行くようにする為にお酒を飲んでいたと思います。でもお酒がきっかけで仕事がうまくいかなくなり、それで又お酒を飲む。だんだんお酒なしに生活出来なくなって、借金もし自殺未遂もしました。もしお酒を飲みたくなったらお酒での失敗を思い出して、自分にはお酒は毒なんだと言い聞かせたいと思います。これからも断酒を続けて社会復帰したいと思います。

○グループ紹介(糸巻チーム)

糸巻チームは、主に手芸用の糸やビーズ、カラーワイヤー等を使い、ミサンガなどの糸巻作品や、木工・陶芸チームの作品の仕上げを行っています。

作品は手芸の本やインターネット上の手芸作品のページからアイデアを頂き、試行錯誤しながらも新しい作品を作る事を心がけています。

中でもミサンガは色どりも良く、即売会でも他の作品に花を添えていて評判も良いです。

現在は、クリスマス用製品などの仕上げもしていますが、今後も年中行事や季節に合わせた製品を作りつつマムのオリジナル製品と言える様な物も作って行けたらと思っています。

○編集後記

私もマムに入所して10カ月が経過し、メンバーの皆さんの役割や性格が少しづつ分かってきました。

最初は名前を覚えるのに苦労しましたが、役割と合わせる事で覚える事が出来るようになりました。

2012年

11月

06日

マムNEWS第5号

マムNEWS 平成24年度版 第5号をお届けします。

 九月に入り厳しかった残暑も和らいできたようです。

マムのメンバーも元気に通所しています。

それでは、マムの近況をご報告いたします。

○福祉作業所フェスタ(8月24日)& 『星風陶器市』(8月30日)

三鷹市民共働センターで開催された福祉作業所フェスタに初参加しました。参加団体数はマムを含め13団体でした。

他団体は微生物農法の野菜やパン、クッキー、ジャム、陶芸品、アクセサリ、パステルアートなどを出店していました。

マムからは陶芸品、紙漉き品、木製品のトールペイント、針金装飾を施した陶芸品などを出展しました。トールペイントの犬の置物や、月と星のカスタネット、石鹸や陶器が売れ、気になる売上は約9千円となりました。購入してくださった方々、ありがとうございました。

パステルアートの体験コーナーもあり、マムメンバーも童心に帰ったように熱心に作成していました。

星風陶器市~

30日の午後1時から2時半迄という短い時間でしたが星と風のカフェ

の店頭をお借りしてPRを兼ねてマムオリジナルの陶器の販売をしました。

メンバーが売り子になって街行く人達にチラシを配りをしました。

○長谷川メッセージ(8月27日)

長谷川病院のアルコール病棟に2ヵ月に一度のマムのメッセージに行きました。

スタッフ一名とメンバー三名、で長谷川病院に向かいました。

病棟で長谷川の患者さんが迎えてくれました。数年前自分も精神病院に入院していましたから

懐かしいような不思議な気持ちでした。

スタッフの司会でメッセージが始まりました。最初にメンバーの酒歴発表です。患者さんも真剣に耳を傾けて下さいましたが、普段出ない話で自分も聞き入ってしまいました。

その他にマムのPRも。マムにはアルコール依存症と闘っている仲間がいる事、回復に向けて

チームに分かれて作業をしている事、(陶芸、木工、紙漉き、パソコン、糸巻、絵手紙、園芸)

マムのおいしいお昼ごはんの話もしました。マムは現在定員一杯ですが、患者さんの中から

新しいメンバーが繋がってくれればと思いながら、帰ってまいりました。

○私の禁酒(TTさん)

鬱で自殺未遂を繰り返し酒に逃げた生活に終止符を打つ為に井之頭病院に入院しました。

病院に入院、まして精神病院に入院するなんて初めての経験で家族に申し訳ない気持ち

でいっぱいでした。

退院後は、手に職のない自分にはアルバイトさえ採用してくれるところはなく

再就職に焦り、気が付くと二年が無駄に過ぎていました。

主治医の勧めでマムに来て一年半。ハローワークの勧めもあり生活保護にも繋がりました。大勢の人にお世話になってここまで辿りつきました。

マムではゆっくりと時間が流れています。自殺念慮も収まってきました。飲まない仲間と一緒に断酒を続けていきたいと思います。

これから就職に向けてステップアップしていきたいと思っている今日この頃です。

○グループ紹介(紙漉きチーム)

牛乳パックを使っての紙漉きは多くの作業所・教育施設などで行われています。マムでは良質な

作品を目指し次の方法にて制作しております。

  牛乳パックを煮詰めます。表・裏面のフィルムを除いた白い紙の部分が原料になります。

  原料をシュレッダーで細かくし、水を加えミキサーにて原液を作ります。

  自作の用具(水抜き板、金網、型枠等)にて紙を漉きます。この工程は仕上がりに大きく

影響しますので経験を要します。

  漉いた紙をアクリル板に張り付け乾燥させて完成です。

  和紙や色彩紙を混入し用途に合わせた葉書、名刺、各種カード等の製品を作っています。

  作業所によっては原料作りにカクハン機を使用したり、プレス機にて圧縮仕上げを行って

いる様ですが、私共も製品によっては仕上げにアイロンを用いる事もあります。

一日に使用される牛乳パックの原木は高さ8m直径16㎝の立木6000本分の良質なバージン

パルプで多くは再生されていると思いますが、そのほんの一部の紙漉きは自分の手で、

新しい紙に生まれ返らせる喜びがあります。

編集後記

パソコンの操作にも徐々に慣れてきました。

これからは、レクリエーション等の記事を始め、タイムリーな記事を掲載していく予定です。

2012年

9月

07日

マムNEWS第4号

マムNEWS 平成24年度版 第4号

8月に入りいよいよ夏本番になってきました。暑い中、熱中症に注意しながら

公園清掃、都営清掃を頑張っています。それでは、マムの近況をご報告いたします!

○作品が手作りなら、陳列棚も手作りの第1回マムショップ。開店(7/25)

メンバーさんが心を込めて手作りしている作品の数々。

『星と風のカフェ』だけではなく、みんなで手売りができないかなぁ・・・。

そんな思いで、少しずつ準備をしてきたマムショップ。

『まずはとにかく、やってみよう!』と、駐輪場と玄関の商品棚を使って展示販売。

 マムショップのはじめの1歩は『こんにちは!マムです!』地域の皆さんにご挨拶。 今後は、月に1度かなぁ、とりあえず、頑張ります! ご期待ください!

○7月レク(7/26)

7月のレクリエーションはマムの「夏祭り」でした。

けん玉コマ廻し射的、てんこ盛りのかき氷、昔ながらの縁日の風情を楽しみました。

スタッフさんが日暮里まで行って駄菓子を買ってきてくれて、本物の縁日のようでした。

(メンバーの感想)

かき氷何杯もお代わりして美味しかった。

そうめんも何杯もお代わりしてしまいました。

射的で景品が当たって嬉しかったです。

みんな童心に帰って楽しめた。

○私の禁酒 (R.S.さん)

 2月にマムに入所して7カ月が経ちました。この間、飲酒欲求も殆どなく、

健康的な生活を送っています。抗酒剤、通院、自助会の3本柱に作業所(マム)

を、プラスした生活パターンを続けています。

自助会ではアルコール依存症は飲酒を続けると、死に至る病気であると教えられたことも

禁酒する強い動機になりました。

稀に飲酒欲求が出た時は、無糖コーラを飲んだり、のど飴を口にして飲酒欲求から、

逃れるようにしています。

また、最近は喉が渇いた時は、ビールではなく無糖コーラを飲みたくなるように

なってきました。禁酒は一日一日の積み重ねであり、一日でも飲酒してしまうと、

それまで積み重ねてきた禁酒記録がなくなってしまうのがもったいないと

思うようになってきました。

これからも、この生活パターンを守り禁酒を続けていきたいと思います。

○グループ紹介(陶芸チーム)

日本各地には様々な焼き物が有りますがマムでは独自の物を作っています。

メンバーさん七人で一つのテーブルを使い狭いながらも協力し合い制作に励んでいます。

月に一回陶芸の先生に来ていただき陶芸教室を行っておりますでは作り方を紹介します。

  粘土を作りやすい硬さにする為と空気を抜く為に練ります。

  デザインを決めて形を作ります。

  ビニールをかけて一日置いてから周りの部分等を削ります。

  一週間くらい乾燥させてペーパーを掛けます。

  素焼きをします(800℃位で焼きます。)

  素焼きをしたものを埃や焼いたカスを取る為に水洗いをします。

  うわ薬をかけますうわ薬をかけない部分には撥水剤を塗りくっつかない様にします。

  本焼きをします(1250℃位で焼きます)

  焼き終わって、窯の温度が下がったら製品を取出し完成品を確認します。値段等を付けて商品が完成です。

編集後記

暑い日が続きますが、マムニュースも4号を発行する事が出来ました。

月一ペースでのんびりゆっくりマムのペースでこれからも続けていけたらいいです。

九月の終わりにはマムニュース五号をお届け出来る様頑張って行きたいです。

2012年

8月

23日

マムNEWS第3号

マムNEWS 平成24年度版 第3号

マムNEWS 平成24年度版 第3号 お届けします。

7月に入りいよいよ夏本番になってきました。暑い中、公園清掃、都営清掃を頑張っています。ということで、マムの近況をご報告いたします!

 

○高幡不動尊へ

 曇り空ではありましたが、大日堂では展示物を見学し、鳴り龍を鳴らし楽しみました。

アジサイ見学に行かれたメンバーもいました。アジサイが綺麗でした

昼食は開運そばを食べました。

都心から近いのにこんなに素敵な所があるとは知りませんでした。

次回、機会があればハイキングコースをのんびりと歩いてみたいと思いました。

○石鹸チーム紹介

石鹸製作の順序を説明します。

   水の中に苛性ソーダを入れて混ぜます。その時煙が出るので吸い込まないように注意します。

   ①の溶液の中へ廃油(天ぷらを揚げた後の油)を入れます。

   ②の溶液をおよそ20分撹拌します2,3人で交代で撹拌します。気温が高い方がより乳化が高くなります。

   その混ぜた溶液を豆腐が入れてあった空箱の中に入れます。2週間位で固まります。

   固まったものを空箱から外しビニールのラップで包みマムのロゴマークとマスコットの絵が入ったシートを巻いて出来上がりです。一個80円~で販売しています。特に油汚れが酷い物に効果があります。

石鹸が日本に来たのは室町時代でポルトガルからだそうです。ポルトガル語のサボンが訛って

シャボンと言う名称が長い間用いられたそうです。

○デッキ清掃と除草作業。

7月上旬に三日間にかけて、たんぽぽの家のデッキ清掃と除草作業を行いました。

暑い中、メンバー一丸となっての作業となりました。

作業後はさっぱりとした庭とデッキにみちがえりました。

○ストレッチ

毎月一回ストレッチの教室が開かれました。

普段体を動かさない私もいい運動になっています。

難しくない動きでも先生についてゆけず、苦労しているメンバーもいました。

慣れない体位に体が根を上げる人もいます。

翌日、筋肉痛になるメンバーもいるようです。

編集後記               

今月も編集に使っているワードソフトと格闘しています。

今月に入り、梅雨に合間をぬってたんぽぽの家や公園清掃などハードな作業がありました。

7月下旬に梅雨明けとなり夏本番、8月も厳しい作業が続きますが、体調に注意しましょう。