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マムNEWS 第6号

平成24年度 マムNEWS 第6号をお届けします。

秋も深まってまいりました。                              

残暑で大変だった公園清掃も気温が下がり、やりやすくなりました。

それではマムの近況を紹介します。

○大沢総合グラウンド(9月21・22日)

三鷹に国体がやってくると言う事で、マムも星カフェさんに同行して出張販売に出かけました。大沢総合グラウンドでソフトボールの熱戦も観戦できると期待して行ったものの、当日は生憎の雨。取材に行こうとしたら、スポンジでグラウンドにたまった雨を吸い取っている所でタイムアウト。詳細はホームページの新着ニュースに載っています。

http://www.livinghouse-mam.jp/

○ボーリング大会(9月28日)

9月のレクリエーションは、ボーリング大会でした。参加人数はスタッフ・メンバー合わせて17人でした。

試合中はストライクをとってはしゃぐ人の歓声や、ガーターの連続で意気消沈している人の溜息や応援の声が交錯し、にぎやかな大会となりました。

 私も10年ぶりのボーリングで、ガーターが殆どでスペアは1個だけでした。体力不足を痛感しました。

得点はともかくとして、皆で楽しいひと時を過ごす事が出来ました。

 優勝は149点でスタッフのS・Oさんが、2位はメンバーのS・Kさんが147点と健闘しました。全体的にみると100点以上が5人、100点未満が12人でした。

ボーリング試合後は、ファミリーレストランで昼食後、解散となりました。

○島田先生勉強会

今回のテーマは孤立・ひきこもりと、ドラッグドリーム。人はアルコールや薬物を使っていると、自分の殻に閉じこもりがちになります。したがって、アルコールや薬物中心の生活の生活から回復するためには一人で何もせずにいる時間を減らすとともに、人との交流を持つようにしていく必要があります。

  ドラッグドリームとはアルコールや薬物を使ってしまう夢のことです。回復初期・中期・後期とそれぞれ意味が違ってきます。回復初期のそれは正常な回復の現れ。中期ではアルコールを使うか使わないかどうかの選択を示しています。後期この時期のドラッグドリームはとても大事であり、アルコールや薬物を使う習慣から回復途上にある人にとって一種の警告の意味があります。最近の生活に何らかの問題があることを意味して、普段より再使用の可能性があります。依存症の患者は気を付けなければなりません。

○私の禁酒(H.Kさん)

初めてお酒を飲んだのが18歳の時の大晦日の日でした。友人と二人でウイスキーのボトル2本空けました。次の日すごい二日酔いで、お酒はあまりいいものではないと思いました。でも、もともとお酒が好きだったんでしょうね、あれから27年、アルコール依存症として診断を受けています。アルコールを止めて8年、これと言って飲まない工夫をしている訳ではありません。精神病院に入院したのをきっかけで止めたんですけど、だんだんとアルコールが頭から遠ざかって行きました。今はマムに通い自立に向け頑張っている所です。今思えば、最初はストレス解消とそれと人との関係をスムーズに行くようにする為にお酒を飲んでいたと思います。でもお酒がきっかけで仕事がうまくいかなくなり、それで又お酒を飲む。だんだんお酒なしに生活出来なくなって、借金もし自殺未遂もしました。もしお酒を飲みたくなったらお酒での失敗を思い出して、自分にはお酒は毒なんだと言い聞かせたいと思います。これからも断酒を続けて社会復帰したいと思います。

○グループ紹介(糸巻チーム)

糸巻チームは、主に手芸用の糸やビーズ、カラーワイヤー等を使い、ミサンガなどの糸巻作品や、木工・陶芸チームの作品の仕上げを行っています。

作品は手芸の本やインターネット上の手芸作品のページからアイデアを頂き、試行錯誤しながらも新しい作品を作る事を心がけています。

中でもミサンガは色どりも良く、即売会でも他の作品に花を添えていて評判も良いです。

現在は、クリスマス用製品などの仕上げもしていますが、今後も年中行事や季節に合わせた製品を作りつつマムのオリジナル製品と言える様な物も作って行けたらと思っています。

○編集後記

私もマムに入所して10カ月が経過し、メンバーの皆さんの役割や性格が少しづつ分かってきました。

最初は名前を覚えるのに苦労しましたが、役割と合わせる事で覚える事が出来るようになりました。