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マムNEWS 第16号

連日の猛暑、皆様如何お過ごしでしょうか。暑さのせいかマムニュースの記事も少々夏枯れでして(苦笑)、今月号はメンバーに原稿を大幅に依頼してしまいました。それでは、マムの近況を報告致します。

○N.Hさん特別寄稿

夏の夜空に華やかな打ち上げ花火ともう一つの見ものは、光の帯となって真南の地平線の辺りから長々と立ち上る天の川。その天の川にちなんだ七夕祭りが7月、8月と各地で行われました。

ところで、七夕伝説の織姫と彦星は恋人と思っている人が多いのでは?正しくは夫婦でお互いに働き者だったが結婚してからは機織りと牛飼いの仕事を怠ける様になり、天帝の怒りを買って引き離され、逢う事は年に一度しか許されないと云う「星逢い」の物語なのです。

何時でしたかマムが作品販売でお世話になっている「星と風のカフェ」の催しで国立天文台のA教授にお会いした時、「織姫と彦星はあんなに離れているのに一日でどうやって逢うのだろう。」

と笑っておっしゃっているのを思い出しました。そこで少し調べてみましたところ、宇宙の距離は

光でしか測れません。光の速さは1秒間に地球を7周半します。それは30万Kmもの距離になります。太陽の光は地球に届く迄8分19秒かかります。8分19秒前に太陽から放たれたもので、地球と太陽は1億4970万Kmも離れている訳です。

では、秒速30万Kmは、時速10億8千万Kmとはどれだけなのか?光は僅か8分余りで地球に届きますが、仮に時速250Kmの新幹線で地球から行くとすると、生まれてすぐに乗車して到着するのは70年後、70歳になってしまいます。それが1光年となると実に9兆5千億Km。その計り知れないスケールが宇宙です。七夕の織姫星ベガ迄は地球から25光年、彦星のアルタイル迄は17光年。それぞれ25年前、17年前の光を七夕の時に見ている訳です。そして二人の距離は15光年。教授のお話を伺い知る事が出来ました。宇宙の無限と悠々に我が身の小ささを思えば逆におおらかな気分が沸いてきます。前述の時間と異なり地球には地球の、人には人それぞれの大切な時間があります。日本には古くから根付き幼い頃から馴染のある七夕。笹竹の短冊に書いた願い事や、皆様の色々な願い事がどうか叶います様にと。<七夕に寄せて>

○マムギャラリー(絵手紙チーム)

○島田先生勉強会(8月1日)あなたのまわりにある引き金について

今回も引き金についての考察でした。引き金は大きく2つの種類に分けられます。1つは自分を取り巻く環境の中にあるもの(外的引き金)、もう1つは自分の内部にある心や体の状態に関するもの(内的引き金)です。今回取り上げるのは外的引き金です。外的引き金の要因としては、給料日の直後、飲み仲間といるとき、繁華街に行ったとき、仕事が終わった後など人によって様々なものがあります。きっと何か思い当る事が有ると思います。それに反して、この人の前ではアルコールを絶対飲めない、或いは、これをしている時やこの場所では飲めないというような人や、状況、場所といった物の存在を錨(いかり)と呼びます。錨とは船が流されない様に海中におろす錘の事です。あなたがアルコールの欲求に流されてしまわない様に、あなたをクリーンな状況に留める働きをします。引き金や錨を探すときは「これまでの実際の体験にもとづいていること」がポイントです。アルコールを止める上で引き金を見つけ重要な錨を見つける作業に取り組み、錨の効果を生かした状況を中心に生活のスケジュールを立てると、再飲酒しない生活が維持できます。アルコールを止める上で引き金を見つけると同様に、錨を見つける作業は重要なものとなります。

○私の禁酒(T.Tさん)

「飲み方が異常」と言われていた酒の量が、津波で実家が流され母が亡くなった事で更に増え、朝まで1本、朝から1本とウィスキーを飲んで離脱症状を抑え仕事に行く毎日になってしまいました。

昨年、『アルコール依存症』と診断された時はがっかりもしましたが「もう飲まなくてもいいんだ」と喜びもしました。退院後、翌日からマムにお世話になり、3月からは週3日職場復帰をしながらマムに通って回復を目指しています。職場でも、マムのスタッフやメンバーと作業をするように

自然とゆったりと穏やかに仕事ができる様になってきています。これからもシラフ+αの断酒の生活を(スッキリしない頭と共に)楽しんでいきたい。

○今月の公園清掃

 

今月の公園は井口すぎな児童遊園です。猛暑の中、麦わら帽子標準装備で汗だくに成って草刈りをしました。昨年までは公園の横が栗林で落ち葉が凄かったのですが、現在は栗の木が切り倒されて、分譲住宅地になってすっかり様変わりしようとしています。

 

○編集後記

暑い日が続きますが、マムニュースも16号を発行することが出来ました。来月は秋にふさわしい、記事を掲載したいと思います。