• 資料請求はコチラ

マムNEWS 第19号

木枯らし一号も吹き、晩秋から日に日に冬へと向かう今日この頃、皆さんは冬支度はお済でしょうか?風邪などひいてはいませんか?

それでは、今月もマムの近況をお届けします。

○井之頭病院文化祭(11月9日)

マムからはアルコール病棟一階で自主作品の販売を行いました。販売コーナーは、大入り満員となりました。売れ筋は木工作品のクリスマス関連作品。

総売上高は28,550円でした。お買い上げありがとうございました。

○マムほっと日帰り研修(11月9日)

ほっとの仲間達と長瀞日帰りバス研修に行って来ました。長瀞と言えば川下りで有名ですが、私達も体験出来ました。ライン下りのイメージは激流を下る事を想像していたのですが、長瀞の瀞と言う字は川の流れが緩やかだと言う意味だと船頭さんの説明通り危険を感じる事もなく、岩畳等の景色を楽しみながら約20分間の短い船旅でした。帰りのバスの車窓から見るイチョウ並木がとても綺麗でした。

マムほっとは、NPO法人リビングハウスマムが主催する自助会です。毎週木曜日、三鷹福祉会館で午後6時から1時間余りのミーティングを行っています。アルコールに問題のある方ならどなたでも参加可能です。

○府中販売(11月11日)

多摩北部障害者福祉施設展示即売会が府中のフォーリスにて行われました。障害者の作業所が27団体集まって、普段製作している作品やお菓子等自主製品を販売する イベントです。いつもの販売場所とは違って府中の街中一等地での販売はとても活気がありました。この日はクリスマスの小物中心の商品の販売となりました。私はこのマムニュースの取材で参加しました。各作業所のブースを廻ると商品や作業所ののぼりを立てている団体、展示専用の棚や食品を入れて置く業務用の入れ物を積んでいる団体が多く販売慣れしているなぁと感じました。初参加の私達にとってはとても勉強になりました。各作業所とも、(マムもですが)大変な作業の割に、低価格で、自主製品を提供している現実に、厳しいなぁと感じました。障害者の社会参加の場が少しでも増えればと思いました。

○墨流し(紙漉きチーム)

墨流しとは、古来日本伝統的な物で「古今和歌集」の和歌の用紙としても使用されました。墨を水に浮かべて松ヤニを垂らす事で水が媒体作用を起こし、描く独特の紋様であります。したがって、同じ物は二つとして出来ません。江戸時代になって広く普及した墨流しを再生紙利用の紙漉きに漉き込む事は出来ないかと挑戦して、製品にする事が出来ました。これはマム独特の技法による物で自信作であると自負しております。

○私の禁酒(H.Kさん)

お酒を飲んだのは20才の頃で、始めは美味しくなくて飲めませんでした。試しているうちに、段々飲めるようになりました。お酒を飲むと気持ちがよくなりストレスの発散が出来、自分にとっては凄く良い物でした。そのうち量が増えお酒が無くてはならない物になりました。仕事が出来なくなる程飲んでしまい病院では先生にアルコール依存症と言われすぐ入院しました。お酒のせいで親しかった友達とも付き合いが無くなったり色々ありましたが、今、元気にリビングハウスマムに通所しています!

○アル施連フェス(11月27日)

 アル施連(アルコール・薬物施設連絡会)、東京と神奈川の施設が集まって太田区民センターにて、第20回秋のフェスティバルが開催されました。参加は21団体、450名程でした。マムからは18名が参加しました。テーマは「ありがとう20周年」、プログラムは手話ダンス(SUN)、ヨガ(すとぉりぃ)、各施設紹介、各施設出し物、ソーラン節(寿アルク)、琉球太鼓(ダルク)等でした。マムの施設紹介はパワーポイントを使い、説明はKさんが担当しました。Kさんご苦労様でした。

会場は後半に行くに従って盛り上がり、最後の琉球太鼓では参加者も舞台に上がり盛況のうちに、終演となりました。

中原2丁目18番緑地は住宅地の中にある

一戸建ての家が建っていた場所をそのまま整地した様な感じの空き地です。

これから落ち葉の季節になります。

公園清掃もやりがいがあります。

○編集後記

11月はイベントが重なり、記事作りにも苦労しました。

来月はもう12月、益々慌ただしさを迎えそうです。(R.S

-アルコール依存症は難病です。治療法は完全断酒しかありません。ー