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マムNEWS 第22号

 2月は数十年ぶりの大雪となり、交通機関が大混乱になりました。

マムは大雪にも負けず、活動を続けました。それでは、マムの近況をお知らせ致します。

○島田先生勉強会(2月6日)

  「社会復帰と仲間」について勉強しました。

 アルコールをやめつづけるためには、アルコールを飲まない仲間が必要です。しかし、「酒はもともと好きじゃない。飲む奴の気がしれない」という人に、「アルコールが好きで、しかし今はやめようと思っている人」の気持ち、「ときどきアルコールを飲みたくなってしまう人」の気持ちは分かってもらえない。ですから、「もともとアルコールを飲んでいたけれど、今はやめている」という仲間を作ることが大切だ、ということを学びました。

○ストレッチ(2月12日)

  ストレッチは毎月一回開催されます。指導は浜田先生、明るく楽しい先生です。

始めは手話を使った準備運動です。その後、体を使ったストレッチ。

ストレッチをしながら、浜田先生とメンバーのK.Nさんによる恒例の楽しい漫才が始まります。私は運動神経が悪く、中々覚えられずいつも劣等感に(さいな)まれてしまいます。

 

○番外編 井の頭公園池の「かいぼり」~N.Hさんからの情報~

 

28年ぶりの「かいぼり」は池の水を抜き、水質改善を図ることや、今や水生生物の90%を占める、外来種のブルーギルやオオクチバスなどを駆除する目的で行われました。

 

今年初めより神田川へ放水を始め、わずかに水を残した1月25日・26日の2日間にわたり、外来種の駆除と、捕獲した在来種を「かいぼり」を行わない弁天池へと放ちました。

 

作業は100名を越える「井の頭かいぼり隊(ボランティア)」の皆さんが、昨年11月・12月に6日間、専門家より知識や技術講習を受けたうえで当たりました。また、多くの「お魚レスキュー隊」の皆さんも応援に、駈けつけました。しばらくの間は池底を空気にさらし、水が汚濁する原因となる、泥中のチッ素やリンの状態を変えた後、4月のお花見迄には注水し、以前とは違った水面がよみ返るそうです。

 

また、200台余りの不法投棄された自転車が見つかりました。困ったものですネ!

       かいぼり隊、お魚レスキュー隊の皆さん、お疲れ様でした !!

○私の禁酒 E.Kさん

 

ある日、突然、子供から「○月×日に入院だぞ」と言われ、私は「ハ~」と言って何のことか分かりませんでした。「入院??なんで入院なぞ」と思いました。思えば過去二度もアルコール入院の経験があり、今回も、子供と主人が知り合いに相談に乗ってもらい、入院が決まったようでした。

 

今、思えば若い頃には仕事が終わると、友達とよく飲んで歩いたものでした。でも、浴びるほど飲むということではなく、楽しむ程度の飲み方でした。30代に入って主人と結婚をして、それからです、二人で飲み歩き、そのうちに主人の両親が相次いで亡くなり、主人との仲もうまくいかなくなりました。

 

ある日、入院先から外出許可をもらい自宅に帰ったときに、いつもは入らない主人の部屋を覗いたところ、ぐったりとしている主人の姿がありました。私はあわてて救急車を呼びましたが、主人に話しかけても、うつろな返事が返ってくるばかりでした。

 

今まで私は何という馬鹿なことをして来たのかと思い、反省しきりでした。それと同時にお酒を断つ決心をしました。

これからは子供にも心配を掛けない様に断酒をと思います。

○製品紹介 陶芸チーム

マムの玄関脇の展示コーナーに可愛い外見の小さな製品を見つけました。陶芸チームが作っている陶器と布でできた針刺しでした。イベント販売で人気があり直ぐ売れてしまうので、イベントが終わると在庫は無くなってしまうそうです。

○青竹 (2月18日)

 

 大雪の影響で、この日は公園清掃ができず、点検のみになりました。帰路は大沢にある長谷川病院に立ち寄り、以前にお願いしていた青竹の引き取りに行ってきました。主に木工チームで使う材料です。

 

枝を落とし、幹を均等に切り、車に詰め込みましたが、この青竹からどのような作品ができるのか楽しみです。

積雪のと青竹ののコントラストが印象的でした。

○編集後記

今月はマム通信の発行とマムニュースが重なりタイトなスケジュールとなりました。

本号は新たにメンバーとなったT.Iさんとの共作です。今後はT.Iさんのアイデアを盛り込んだ、紙面にしていきたいと思います。

 

ーお酒は合法ドラッグです。アルコール依存症の治療法は完全断酒しかありませんー